誰も教えてくれなかったこと

石川智晶( 石川知亜紀 ) 誰も教えてくれなかったこと專輯

10.誰も教えてくれなかったこと

作詞:石川智晶
作曲:石川智晶

頰杖ついて 溜息をひとつ
完成間近の 泣き顏のロボット
固まりかけていた紙粘土
兩手で崩してしまったよ
優しい目を向けないでと

無我夢中で走ってさえいたら
チョウチョ卷き上げた分だけ
風を起こせると思ってた
誰も教えてくれない
誰も教えてくれなかったこと

ふいにこの手を拂われたことで
何かしてあげようと空回りしたよ
可愛そうだという慰めに似たもの
心の四隅に隱れていたかもしれない

あの時本に書いてあったことが
色鉛筆12色におさまらず色を欲しがった
誰も教えてくれない
誰も教えてくれなかったこと

無我夢中で走ってさえいたら
チョウチョ卷き上げた分だけ
風を起こせると思ってた
誰も教えてくれない
誰も教えてくれなかったこと

誰も教えてくれない
誰も教えないてくれたこと